こんにちは、スマイル住まいる三浦の常世田です。
本日は神奈川県立福祉保健大学で行われた【認知症フレンドリー三浦半島ベースキャンプ】に参加させていただきました。
キャンプといってもテントを張ったり、バーベキューをするわけではなく、山登りのベースキャンプのような「ここからはじめていく」というような意味があるそうです。
一般的な講習会や研修のスタイルではなく座席配置もフィッシュボウル(金魚鉢)と呼ばれる円形の座席配置で中心に座った5名ほどの人たちが会話をし周りの人はそれを聞いているという感じでした。
午前中は認知症や高次機能障害、パーキンソン病などの当事者の方々がフィッシュボウルの中心に座り、ご自身の体験や認知症の現状などを話してくださいました。
午後からはテーマ別にグループに別れてのフィッシュボウルとなり、私のグループは「夢」や「これからやりたいこと」について話し合いました。そこにいらっしゃった認知症の女性の方の夢はバスツアーで温泉に行くこと、だそうです。認知症であるがために様々な不安や心配があり、バスツアーに申し込むことはできていないそうです。
スマイルにはケア付き旅行というバスツアーがあります。本日の当事者の方はスマイルのお客様ではありませんが、そういった方もバスツアーに参加できるようになれば夢を叶えるお手伝いができるな、と思ったりしました。
「認知症の人たちがなんでもできる世の中に!!」これが本日のベースキャンプで私が掲げた目標です。